Jr.tennis雑感

5歳から始めたテニスを始めた息子との、テニスを中心とした日々の中で感じたりしたことを綴ります。「テニスを通じて幸せになる」ことをキーワードに、それが何かを模索していきます!

【ジュニアテニス】WBCから進路を考える

WBCが、日本の劇的勝利で幕を閉じた。

MVPの大谷選手のほか、ほとんどのメンバーは高校からプロになった。

NPBでも高卒は4割を占めるそう。


小学生の時からリトルリーグに所属し、高校で甲子園→プロといった、簡単ではないけれど野球界にはレールが用意されている。

最近の流れは、まずは国内リーグで実績を積み、FAでメジャーといった具合か。


成功できる人はほんの一握りとはよく言われるが、夢への道筋は明確である。



さて、ではテニスは?



高校や大学を出た後にあるのは、せいぜい実業団くらいではないか。



野球やサッカーに比べ、夢が乏しい。。。



錦織選手や西岡選手のようになるには、相応の時間とお金と情熱に加えてやっぱりセンスが揃ってないとなかなかなれないと思う。


でも、みんながみんなそうなれるわけではないから、先を考えるとゴールデンエイジの小学生中学年頃からテニスは控えて、受験勉強して附属中学→附属高校→大学→いい会社に就職、が堅実なところ。


「テニスは生涯スポーツ」、「競技人口は上位」などと言うが、これでは世界に対して底辺は広がらないし、下からの突き上げも少ないからピラミッドも高くならない。


結局、テニスは観るよりやっちゃうんだろうね。

野球やサッカーは観てもらえるから、お金も動く。

観た選手のようになりたいと子どもががんばり、それを支援する活動も活発になる。



子どものテニスの試合を観るのと全く同じように、ワンプレイに一喜一憂しながらも、ジュニアテニスの進路のことを考えてしまったWBCでした。

【ジュニアテニス】神奈川に住んでいてよかった

埼玉出身の僕が、人生の歩みとともに居住地を移しながら、定住の地に選んだのは神奈川でした。

そして神奈川で生まれた我が子。


大きくなったらテニスを教えてみようと思ってはいましたが、競技の世界のことまでは全く考えていませんでした。

ジュニアの世界のまだ入りくらいしか知らない僕ですが、神奈川の地でテニスがやれたことは、偶然の幸運だったと思っています。



〈理由1〉すくすくのっぽくんカップの開催地が多い

 競技テニスの入口として、試合経験をたくさん積むことのできるテニス大会ですが、2023年時点で神奈川での開催地と回数は、他の地域に比べて多いです。

 毎週末、複数の場所で開催されており、都内や他県からの参加者も多いため、早い時期から色々な選手とたくさん試合できることはとてもありがたいことです。

 そんな地域にいれば、試合を選ぶこともでき移動もさほど大変ではないので、居住地も重要な要素だったんだなと、今は強く思います。



〈理由2〉プロや強い選手を多く輩出しているクラブや学校が多い

 国内外で活躍するトッププロを輩出しているクラブが複数あり、また全国優勝している高校や大学一部リーグの附属高校(もちろん県上位)も複数あり、上を目指すには困らない環境があることは、うれしい悩みです(行けるかどうかは別)。

 強くなるためには、優れたコーチの存在や才能も必要ですが、一番は切磋琢磨できるライバルが側にいることだと思っています。



単に僕が知らないだけで、東京をはじめ他の地域にもいっぱいよい点はあると思いますが、十分神奈川で上に行ける環境は揃っていると思います。

JOPの試合や承認大会もそれなりにありますし。


子どもが競技の世界へ進むかどうかなんて、居を構える時やテニスを始めたばかりの時なんてわかりませんものね。


今住んでいるところは、通っているクラブまで1時間くらいかかるので、欲を言えばすぐ側に住みたいですが、これまで歩んできた内容を顧みると間違ってはいなかったと思っていますので、あとは揃っている環境をどう活かしていくか、です。


活かしきれるかどうかは、本人と僕ら親の力次第!

頑張り過ぎずにやれるところまでやってみて、最後にこうなったかーと思えるように過ごしていきたいと思います。

【ジュニアテニス】力不足

JOP U10に参戦させました。


ドロー発表から、かなり高いレベルの選手が集まってしまったなあ、といった印象でした。


初戦の相手は、U12や承認大会に参戦している年上の子。

すくすくのっぽくんカップでも良い成績を残しており、息子ではちょっと厳しいかなー、と思いながらも番狂わせを信じてやれることをやって臨みました。


結果は、残念ながら3-6。


攻めの良いショットもいっぱいあったし、ゲームポイントを握った場面もいくつかあったけれど、さすがよく拾い、ミスが少なく決めるところは決めにくる。

これをきちんとできる選手が上に行けるものだと思いました。


経験差、体格差はあったものの、格上相手に自分からミスしていっては、最後のゲームポイントには到達しない。

まだまだ力不足ということですね。


ゆっくりやっていきたいところでもありますが、ライバル達は飽くなき向上心を持って毎日を過ごしている。

急がば回れだと思い、脚のことや練習量のことと向き合いながら悩み続けます。