U12にとって、最初のピークは全国大会の予選会を設定している人が多いのではないでしょうか。
うちもそうでした。
それに向けて、そこから逆算して、まずは県予選でシードを獲得、そのために必要なポイントを獲得するためのスケジューリングとどの大会に出て高確率で上位に食い込めるか作戦を練る。
その時に実力が付いているように、また今この時間もがんばっているライバルに差をつけられないように、ムダなく必要なことをさせます(促します)。
そんな日々を送っていました。
練習や試合がハードだったりすると、決まって身体(特に脚)が痛いと言います。
ある時、練習前のウォーミングアップですら痛くてできない時がありました。
そこで、コーチと休会するかどうか相談しました。
コーチからは、U12はまだ成長の途中で、その後から伸びる子はたくさんいるから、そこで延びることができるように今は必要なことをやっていこうということをお話しされました。
それを聞いて、どこか気持ちが楽になりました。
U12の全国大会はあくまで過程で、身体が出来上がってきた時にきちんと技術や考え方も出来上がっていることが、それを達成する条件なんだと納得しました。
SNSなどで他の子の成果を見ると、どうしても負けないように早く成果を求めてしまいますが、ピークの設定を変えることでそれに振り回されなくて済みそうです。
コーチと時間を取って、話ができてよかった。
焦らずじっくりとテニスを作り上げていければと思います。